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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第15章 大切な家族


年が明けて、皆に明けましておめでとうございます。と挨拶して、毎年恒例のお年玉を皆に配り回った。

最初の頃は子供扱いするなとか言われたりしたけど、今は一つの行事として皆割り切っていて、素直に受け取ってくれる。

クリスマスは、私の両親のこともありそれどころではなかったから何も出来ずに終わってしまった。

それが本当に申し訳なくて、せめてもの気持ちで今年のお年玉は多めに入れた。そう、審神者はお金持ちなのだ。

刀剣男士達にも毎月お給料というものは出ているけど、お年玉で皆欲しいものを何かと買っているみたいだ。逆に全然使わないし、欲しいものもないという刀剣もいるみたいだけど…

それに比べて鶴丸なんかは金使いが荒いらしい…驚かせるための道具をいつも買ってるからだろうな、と思う。お年玉を渡すと大喜びで、早速万屋に行くと言っている。

光忠と歌仙は新しい料理本を買うよって喜んでたし、短刀ちゃん達は色々な図鑑を買ったりしているみたいだ。
乱ちゃんや次郎ちゃんは、服やお化粧道具だったりするみたい。勿論次郎ちゃんはお酒も沢山買ってるみたいだけど…



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