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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第14章 それぞれの想い


「ははっ!そりゃ俺も男だからなあ」

「男っていっても人間の男の人は、こんなに軽々と抱っこ出来ないと思うの。大倶利伽羅さんもだけどやっぱり刀剣男士って凄いと思う」

「まあ、人ではないからなあ」

「それもそうなんだけど…」

「ところでどこに行けばいいんだ?」

「ト、トイレ…」


なんだか言いづらいけど、大の方をしに行く訳じゃなかっただけましといったところだろうか…?


「ああ、それで伽羅坊には言わず一人で行こうとしてたわけか。ははっ、きみは恥ずかしがり屋なんだな」

「そりゃ…」


鶴丸に言うのも恥ずかしいのに、好きな人(刀だけどもう人と呼ばせてほしい)にそんなこと言えるはずない…

いつも大倶利伽羅さんに抱っこされてたせいか、他の男性に抱っこされるとなんだかとても違和感を感じて、抵抗がある…不思議なもんだなぁ


「伽羅坊が羨ましい限りだ」

「え?」

「きみの世話も悪くない、と思ってな。怪我をさせた張本人が言うのもなんだがな。ほら着いたぜ、お姫様」

「鶴の王子様ありがとうございます」

「きみも存外面白いな」


鶴丸は笑いながら私を降ろした。
トイレから戻ると部屋に戻るよな?と言いまた私をひょいっと抱き上げる。


「おっと、伽羅坊のお出ましだぜ」


鶴丸の目線の方を見ると、大倶利伽羅さんが急いでこっちに向かってきている。なんかとても機嫌が悪そう…もしかして黙っていなくなったから探してくれてたのかな。それで怒ってる、とか?ひえぇぇ…


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