刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第14章 それぞれの想い
執務室に向かってくる足音が聞こえる…
まさか…
ここにいる4人全員の顔がひきつった。特に鶴丸の顔が…これはやばい。
襖が開くのと同時に「鶴丸国永はいるか!」
長谷部だ。既におやつを食べ終わり寛いでいる鶴丸に目をやり
「鶴丸貴様!吊るされたまま1日反省しろと言ったはずだ!!何故ここにいる!」
吊るされたまま1日なんて、酷いね長谷部…
「そうだったか?俺も平安生まれのじじぃだからな、記憶がないなあ」
「貴様、そんな都合のいいことが許されるとでも思っているのか!!」
「ちょ、ちょっと長谷部!十分もう反省したみたいだから許してあげてよ!鶴丸もなんで煽るような言い方するの!?」
「しかし…ん?あ、主、その足はどうなされたのですか?」
私の足を見て長谷部の顔が見る見るうちに怒気を含んでいくのがわかる…
今にも抜刀しそうなそんな様子だ。これには光忠も焦る。
「は、長谷部くん落ち着いて…」
「国永、観念しろ…」
「長谷部、鶴丸を許してあげて!私は大丈夫だから。主命です!主命ー!」