• テキストサイズ

刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第14章 それぞれの想い


「主ちゃん!どーしたんだい!?その足!」


光忠がおやつを持って執務室を訪れてくれたときに、私の足を見て驚愕した。


「国永の落とし穴に落ちた」

「ごめんなさい…」

「何で穴になんかっ」

「長谷部が叫んでてね、心配で側に行ったんだけど、落とし穴があるって気付かなくて…落ちちゃったの…」

「えええ!、、全く君は…」


とりあえず休憩しようか、と光忠が机におやつを置いた。目の前には綺麗なあんみつ。わぁ!あんみつだ!


「さっき長谷部くんが鶴さんを木に吊し上げてたよ」

「え、そうなんだ…可哀想」

「国永が悪い。自業自得だ」

「鶴さんも困ったもんだよ」


そこへ、こっちに向かってくる足音がして、執務室の襖が勢いよく開かれた。


「長谷部にこってり絞られたぜ!」


と今話題の張本人…あれ?木に吊るされてたんじゃ?
逃げてきたのかな?


/ 1265ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp