刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第49章 刀剣男士の苦悩と決断
次の日、急いで仕事を終わらせた私は、早速大倶利伽羅さんに会いに彼の部屋に足を向かわせた。
彼の部屋の襖の前で声をかけようとしたまさにその時、すっと音もなく襖が開き、大倶利伽羅さんが中から現れた。予期せぬタイミングに胸の鼓動がひとつ跳ねる。
「あ、伽羅ちゃんちょうど良かった、今ちょっといいかな?」
「どうした」
「あの、ね……やっぱり今日からずっと、一緒の部屋で過ごしたいって…思って…」
「…」
「私が解決するまで待ってって言ったくせに…勝手ばかり言って本当にごめんなさい。……でもやっぱり伽羅ちゃんと一緒にいたくて…」
「…」
「駄目……?」
私の問いに対し無言でいる彼に不安になり再度聞くと、大倶利伽羅さんは眉間にしわを寄せ、難しい顔をしたまま私と目を合わせずにポツリと言う。
「すまないが…やめておく」
「え……」
「…」
「一緒に居られないの…?」
「……今はやめておく、と言っている」
予想外の彼の言葉に頭が混乱しそうになったけど、きっと…自分の言ったことに責任を持てと言われているのだろう。だとしたら自分の蒔いた種だ。