• テキストサイズ

刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第49章 刀剣男士の苦悩と決断


次の日、急いで仕事を終わらせた私は、早速大倶利伽羅さんに会いに彼の部屋に足を向かわせた。

彼の部屋の襖の前で声をかけようとしたまさにその時、すっと音もなく襖が開き、大倶利伽羅さんが中から現れた。予期せぬタイミングに胸の鼓動がひとつ跳ねる。


「あ、伽羅ちゃんちょうど良かった、今ちょっといいかな?」

「どうした」

「あの、ね……やっぱり今日からずっと、一緒の部屋で過ごしたいって…思って…」

「…」

「私が解決するまで待ってって言ったくせに…勝手ばかり言って本当にごめんなさい。……でもやっぱり伽羅ちゃんと一緒にいたくて…」

「…」

「駄目……?」


私の問いに対し無言でいる彼に不安になり再度聞くと、大倶利伽羅さんは眉間にしわを寄せ、難しい顔をしたまま私と目を合わせずにポツリと言う。


「すまないが…やめておく」

「え……」

「…」

「一緒に居られないの…?」

「……今はやめておく、と言っている」


予想外の彼の言葉に頭が混乱しそうになったけど、きっと…自分の言ったことに責任を持てと言われているのだろう。だとしたら自分の蒔いた種だ。


/ 1327ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp