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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第46章 政府の監査


大倶利伽羅さんと久しぶりのデート!

万屋街で美味しい物食べて、色々見て回りたいな。嬉しくて仕方がなくて、お気に入りの可愛いお洋服に着替えて大倶利伽羅さんの待つ玄関へと急いだ。


「お待たせっ」


いつもの戦装束で腕を組み、壁に背を預けている大倶利伽羅さんがこちらを見る。

暫しの時間、無言のまま見つめられ続けて、もしや気合いを入れすぎてしまったのかと、自身の服を見下ろした。


「え…と、服…変かな…き、着替え直して、」

「…いや、似合ってる」

「へ…」

「可愛い…」


驚いて大倶利伽羅さんを見ると、ふい、と顔を背け歩き始めてしまったけど、一瞬だけどバツの悪そうな顔をしながらも頬が少し赤くなっているのを見てしまって胸がきゅうんと鳴る。

またしても天に召されそうになった私は、お決まりのようにうっと胸を抑えながら大倶利伽羅さんの背中を追ったのだった。


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