第13章 恐怖映画上映会

突然青江がお薦めの映画があるから、恐怖映画上映会しようといいだした。

鶴丸や御手杵や獅子王達が喜んでる中、短刀ちゃん達の何振りかも観たい！と言い出し、この前鶴丸に怖い思いさせられて、暫く怖いのは勘弁して欲しいと訴えたのに、願いを聞き入れてもらえず強制的に参加させられた。

短刀ちゃんも、皆もいるし怖くてもなんとかなるよねっと思ってたんだけど…

さすが青江、と言えるほどそれが思ったよりも怖くて…

小夜ちゃんに付き合って観てた江雪さんなんかお経を唱え始めるし、石切丸さんなんか「祓いたまえ、清めたまえ」と祈祷をしだす始末。
(うるせぇ！！と怒鳴られて二振りとも途中で閉め出された)


「和睦の道は…ないのでしょうか…」

「あぁっ！まだ加持祈祷が途中なんだけどなっ」


短刀ちゃんたちは怖がって序盤で泣き出し、一期さんがやれやれと、小夜ちゃんも一緒に部屋まで連れていった。

見終わって自室に帰る途中、どうしても最後どうなるのかが気になってしまって、途中で一期さんたちと退室しなかったのを物凄く後悔した。


こんなことなら、何がなんでも断って見なければ良かった…