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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第44章 続・魅惑のランジェリー


提出後は大倶利伽羅さんに問答無用で担ぎ上げられベッドに押し込まれた。そしてちゃんと眠るように言われた。

勿論その後、泥のように眠ったのは言うまでもない。


あまりにもぐっすり寝ていて起きてこないから、のちに短刀ちゃん達がこのまま目覚めないのでは?と、心配の余り半泣き状態になっていた事を兄である一期さんに聞かされた。


沢山睡眠を取ったことと、光忠と歌仙の美味しいご飯のおかげで体力が完全回復するのはあっという間だった。完全回復どころか少し太ってしまったくらいだ。


そして私は執務室前の縁側に座り、日向ぼっこをしながら大倶利伽羅さんに何かお礼がしたいな、と考えていた。だけど何も思い浮かばない。

思わずはあ~~と深い溜め息を吐いてしまうと、後ろからからかうような声が聞こえた。


「溜め息なんかついたら幸せが逃げるぜ」


振り返ると、鶴丸が笑いながらこっちに向かってきてそのまま私の隣に腰かけた。そして私を覗き込んでくる。

いつも以上にキラキラしているように見えるその瞳は好奇心で一杯のようだ。何があったんだ?と目が語っていて、面白がっているのが手に取るようにわかる。

そんな様子に誰が言うか!と思ったけど…


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