第7章 スキンシップと、年下と指先と
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……✂︎……✂︎……秘密の袋とじ…✂︎……✂︎……
●第一印象
「ねぇ。前から思ってたんだけどさ…」
『なんですか?はたけさん』
「君、俺の事だけ警戒してない?ずっと」
『え』
「たしかにな。基本的にエリは、人見知りもしないし人懐こい性格なのにな」
「なんで?俺の事ほんとは嫌いなの?」
『そんなわけないじゃないですか!
…ただ…』
「「ただ?」」
『…第一印象が最低過ぎて』
「え…俺、何かしたっけ?」
『エ、エッチな本読んでたじゃないですか!!私本当に驚いたんですから。
それに、部屋の本棚にもびっしり18禁の本がズラリですよ?隠す気もなくっ///
うちにはお年頃のサスケ君もいるんです!もっと気を使って欲しいですっ!』
「…たしかに。ごめんね、気を付けるよマイワイフ」
「おいこら。誰の事をマイワイフって呼ん」
『はたけさんっ…分かってくれたんですねっ』
「なんなんだお前らは。俺か?俺の方がおかしいのか??このノリについていけない俺が変なのか?」