第28章 真実と兄弟と、増悪と愛情と
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……✂︎……✂︎……秘密の袋とじ…✂︎……✂︎……
●ありし頃の仲良し三人組
「あ、見て見て、今日はお三方一緒みたいよ」
「ほんとだ!あー、格好良い…目の保養♡」
「やっぱり波風様ね、私は♡」
「いやいや時任様よ!あのエメラルドグリーンの長髪が美しすぎる…」
「はたけ様だって、あのミステリアスな感じが私は大好きよ!
あぁでも、皆さん真剣な顔をして何をご相談なさっているのかしら…」
「えぇ、とても気になるけれど…入っていける雰囲気ではないわね」
「あぁ、またお仕事についての打ち合わせでもしてるのかしらね…」
「仕事に生きる男…素敵よね♡」うっとり
「でね、俺の友達が…いい加減、彼女のワガママに愛想尽かしそうになってるんだよ。
毎日喧嘩しちゃうんだけど、でも その都度許しちゃうんだよね」
「どうしてです?」別れればいい…
「喧嘩する程仲が良いってやつかな?」
「それが、絶対に何でも許しちゃう、魔法のようなセリフを彼女が持ってるらしいよ」
「…」魔法のセリフ
「なにそれ、気になる…」教えて!
「ん!そのセリフっていうのが…」
“お願い許して。おっぱい触っていいから”
「「……」」
三人
それ言われて、許さない男はいないかぁ…
★正解は、おっぱいの話。でしたとさ