第27章 到着と生贄と、執念と偽善と
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……✂︎……✂︎……秘密の袋とじ…✂︎……✂︎……
●道中
「俺はちょっと感動したってのに…。
いくら大切な人が攫われたからといって、私情では動かず、火影って立場を尊重した事。
なのに…
なんで四代目はここにいんですか!!」
「え、誰も助けに行かないとは言ってないよ」
「いや言ってましたよね!?俺は動けないって!初音に!」何の為に俺は茶番に付き合って…
「あぁ、あれは… “ 今は ” 動けない。って事。初音に火影業務引き継ぐのに時間くったんだよ」
「……それに、そんな余計な時間くっちまった貴方にあっさり追い付かれてる俺…」はぁ
「シカマルは別に足遅くないよ?俺が早いだけ」
「分かってますよ。木ノ葉の黄色い閃光と比べんでください。誰が勝てるんですか…」はぁ