第26章 敗北と五年前と、立場と単騎と
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……✂︎……✂︎……秘密の袋とじ…✂︎……✂︎……
●白髪
「あ、エリ。白髪」
『え!!!』
「一本だけキラってした」
『や、やだー、お願いします抜いて下さい!』
「えー、駄目だよ。抜いたら増えるって言うじゃない」えーとマッキーマッキーは、と…
『マッキーって…塗るんですか』
「大丈夫だって。綺麗に塗ってあげる」あった
『うーん…じゃ、じゃぁお任せします』
「任せて。………あれ」
『はたけさん?』
「……見失っちゃった」てへ
『マッキーなんか探しに行くからですよぉ!」
「大丈夫だって。探し出すからー」
『お願いします…』
「……」うっとり
あー超サラサラ気持ち良い…。もしかしたら、こんな風に堂々と髪の毛触れるのなんて、すんごいレアな事なんじゃない?ヤバ…ずっと触っていたい…
「変態」
『ん?サスケ君?』いつの間に
「…帰ってたの、サスケ」
「アンタ、考えてる内容ダダ漏れだからな」
「なんのことかなー」
『?』
その後、迷子の白髪は無事サスケの手によって黒く塗られましたとさ。