第20章 苛立ちと独占欲と、寂しさと呪縛と
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……✂︎……✂︎……秘密の袋とじ…✂︎……✂︎……
●その後の上忍二人の行く末
『あれ、どうしてお二人が、トイレ掃除を…』
「…お、お気になさらず!!」怖い怖い
「ど、どうぞもう行って下さい」はたけ上忍怖い
『え、…で、でも。はたけ先生?たしかトイレ掃除は生徒の当番制』
「いーからいーから♡なんか、ボランティアで一年間トイレ掃除するらしいよ?
それはもう…素晴らしい行いだよね。さぞ二人の心の中は、綺麗なんだろうね。汚くて最低な考えなんて、絶対に持ち合わせていないんだろうなぁ…」
「「!!!」」ブルブルブル
『??は、はぁ…。まぁでも掃除は素晴らしい事だと思いますが…。
じゃあ私は失礼します…あ!何かお手伝い出来ると事があれば言って下さいね!』
「いーのいーの!さー俺達はもう行こうねー」二度とこの子に近付くなよ
「「さ、さようなら…」」うぅ。二度と近付くなと目が言っている…