第9章 命の使い道と、運命とプロポーズと
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……✂︎……✂︎……秘密の袋とじ…✂︎……✂︎……
●実は意外と響いてた
『……ミナトさんは、火影だった。火影といえばこの里で、この国で一番偉い人。それだけじゃない。権力だけじゃなくて、最高にお金持ちなのは間違いない。なんか金持ちオーラあったし出されたお茶だってめちゃくちゃ高級玉露茶だった!そんな人にプロポーズされてしまった!これってヤバくない?私の世界で言うところの大統領夫人!!!これヤバくない?玉の輿どころのレベルじゃななくない!?え、もしかして私この話受けといた方が良かった!?』
「もーしもし。君がそんなにしゃべってるところ初めて見たし、意外とゲンキンな人だったって事実が面白いんだけど。
でも玉の輿を狙うんなら、すぐ隣にも良い物件あるよ?おーい。聞こえてないな…」