第13章 島
「そうかなー…でも笑顔ならもっとモテるのに…勿体ないよねー…」
私は反論する。
すると、二ファは
「そこがいいじゃん…。ギャップっていうか、リヴァイさんが頼られる理由がわかった気がする。」と、リヴァイの座っていた場所を見ながら言う。
「…ははーん、そのギャップに惚れたって訳か。青春だねぇ…二ファは可愛から兵長はokしてくれると思うよ?」と、私は言う。
「////そんなことないし!」と、また顔を赤らめた。
昼食の時間は皆で楽しく会話をしていた。二ファの好きな人も知れたし、食事も美味しくて幸せな時間を過ごせた。
ー…
そして、しばらく食堂でゆっくりしていると、
「おい!島が見えたぞ!来い!」と、ゲルガーの叫び声が聞こえてきた。
「え?まじか!」私はワクワクした。(やっと島につける!!)
「ねぇ、おにょ、外に行こうよ!」二ファに声を掛けられる。
そして、2人で外にいく。
すると、そこには大きな島が海の上に浮いていた。
「え、いつの間に!?めっちゃでっかいんだけど…!!」私は驚いた。
壁の無い島が見えたのだ。緑が多い。
「ここの景色綺麗だよね!風も気持ちいい…」二ファは私の隣で島を見る。
「あ、おにょ、ちょっと待ってね、いいもの持ってくる!」二ファはそう言い、船の中に戻っていった。
私はゲルガーと2人きりになった。そして、
「おにょのいる島は壁の中に島があるな。ここの景色はどうだ?」とゲルガーに聞かれた。
「はい。ここの景色はとても綺麗ですね。こんな感動するなんて思ってもみなかったです…。ゲルガーさん達は幸せですね。毎日この島に居られるから。」私は言う。
「…まぁ、俺は幸せもんだよ。あのじいさんのおかげで…。」と、ゲルガーは少し寂しそうな顔で島を見ていた。
「…そうなんですね。今が幸せなら良かったです。」
(ゲルガーさんにも辛い過去があったのかな?少し切なそう…)
私は2人で島を見つめる。
すると、後からエルヴィンとイルゼが一緒に来た。
振り向かなくても声でわかる。
(団長!…隣にはイルゼさんがいるんですね。…お似合いですね。)
私の胸は少しズキンとした。
2人は楽しそうに話している。私はこの中に入れない。
私は振り向かずに島を見つめる。