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百花繚乱舞【刀剣乱舞】

第2章 第一話




『はー、終わった終わった〜』

祈祷が終わり、廊下を歩いていると柱にもたれかかっている加州が

『清光…?』

近寄ると規則的な息遣いが聞こえた

『(寝てる…)』

は加州の隣に静かに座り、顔をのぞき込んだ

『(かーわいい…♪)』

加州の頬をふにふにと突っついた

『(さっき…ちょっと不安な顔してたなぁ……。仲間に会いたいよね……)』

は加州の額に自分の額をくっつけた

『大丈夫…私頑張るから…』

そう言っては行ってしまった

加州「(な、何だ今の〜〜〜!!!)」


―――――


『お昼ご飯美味しかった?』

加州「……うん」

『?』

なぜか目を合わせない


チリンッ……


『!』

祖父「どうした」

『…鈴の音』

加州「鈴…?」

『清光のときもこの音が聞こえたの…。あるのかもしれない…!ちょっと行ってくる!』

は急いで飛び出して鈴の音の方に急いで向かった

加州「ちょっと待って…!」



『(こっちから…?)』

ついた場所は林の中に広がるちょっとしたお花畑

『どこ…!?どこにいるの…!?』


チリンッ…


『そこ…?』

一際目立つ桃色の花

その近くに鈴が落ちていた

『あった…!』


「―!―!」


『…?』

後ろを振り返ると時間遡行軍が

『あ…!何でここに…!』

は鈴を持って逃げた

『どうすれば封印解けるの〜!?こんのすけ〜!!!』

こんのすけ「お呼びですか?」

『出た!?』

こんのすけ「お呼びいただければ!」

『どうすれば封印解けるの!?』

こんのすけ「鈴に口づけをすれば解けますよ!」

『あっさり言うなぁ!?でもありがとう!』

目の前に時間遡行軍の姿か

『えっ…!?2体…!?』

時間遡行軍に挟まれ逃げ場がない

『これは…ヤバイ…』

は鈴に口づけた

途端に桜が舞って時間遡行軍の攻撃を止めた

加州「!大丈夫!?」

『清光…!』

駆けつけた加州ともう一人のおかげで攻撃を免れた


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