【黒子のバスケ】黄瀬君!あなたの彼女に立候補していいですか!
第5章 黄色い君と変人女との運命の出会い
『あっるっこおー あっるっこお〜♪ わたーしは〜げーんき〜♪』
学校に向かう道中、某ジ○リアニメの歌を口ずさんでいると背後から、「ぶふっ」と何やら吹き出す音が聞こえた。
『?』
何事かと思い、後ろを振り返ると金髪の美青年が立っていた。
『...ストーカーですか?』
「ちょっ!何でそーなるんすか!!....て、もしかして君、俺の事知らないんすか?」
『えっ!もしかして、どこかでお会いしましたか!?』
おいおい、まじかよ。全然覚えてねー!!
ヘタに言ったら、傷付けるかもしれないぞ...
タツヤにもよく言われてた事を思い出すんだ。パニックに陥った時にこそ冷静に。そう、冷静に....
突然、知り合いかも発言をされた杏奈は必死になって思い出そうとするが、全然思い出す事が出来ず、挙げ句の果てには、
『マ、My name is ANNA IGALASI.』
謎の英語の自己紹介をしてしまっていた。