第1章 もうしばらくこのままで ※R18
引き出された心春の舌も
既に熱を持っており
優しく吸い上げられる度に
甘く痺れるような感覚が身体全体に広がる
「んっ...はぁ...はぁっ...」
ピチャ...
呼吸をする為に離れた舌と舌を銀色の糸が繋ぐ
「そんな蕩けた顔しやがって
いやらしい女だな...」
「だってリヴァイがぁっ...」
こんな熱くて激しくて
気持ちいいキスされたら
正気なんて保っていられない
リヴァイのはだけたシャツからは
上気した肌が見え
少し息を荒くしている姿はとても艶めかしい
こんな状況で何も感じず
平然としていられるわけがない
恥ずかしさから涙目になりながら
熱く火照った身体を捩る
「こっち向けよ」
「んっ、だってっ...」
「逃がさねぇ」
「!?」
リヴァイは馬乗りになると
逃げられないように心春の両手を拘束する
そして首元に顔を埋め、耳裏から鎖骨にかけて
ゆっくりと舌先でなぞる
「んぁっ...!」
ゾクゾクする感覚に我慢できず
甘い声が漏れる
「もっと聞かせろ」
掠れた声で耳元で囁かれると
全身がビクンと波打つのが分かる
慣れた手つきでシャツのボタンが外されると
控えめにレースのあしらわれたブラに包まれた
形の良い胸が露わになった
「待って、恥ずかしい...から...!」
慌てて胸元を隠そうとする手を
リヴァイに制され
私はどうすることも出来ずに
ぎゅっと目を瞑る
「悪いが待ってやれる余裕はない」
そして心春の柔らかな胸へ手を伸ばした