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【ポケモン】溶けるような恋がしたい

第8章 ワイルドエリア




「んー、それで?結果は?」

「イーブイ2匹にニューラ、ウリムーです」



私達は今、ワイルドエリアに来ている。

理由はもちろん、カガリのポケモンをゲットするため。


けど、あくまでも捕まえるのはカガリで、私とキバナは草むらに寝転がり空を眺めているだけだ。


我ながら駄目な師範だなあ、と思う。


「おー、ヨーギラスも捕まえとけ〜」

「は、はいっ!!失礼します!!」


キバナがのんびりとした口調で言うと、カガリはピシッとお辞儀をしてまた草むらのなかへと駆けて行った


「ちょっとキバナ、変な事吹き込まないでよ」

「だって、バンギラス持ってたらカッコイイだろ」


子供のような発想のキバナにはため息がでるが、そんな所もまた可愛い。

あ、でも、バンギラスはいいかもしれない。こおりタイプと上手く揃えれば、キバナ対策にもできるし……


「ねぇ、ドラパルトってどう思う?」

「あー、あれだろ、ドラメシヤの最終進化だろ?」


ドラメシヤか……ワイルドエリアに居るっけ……??

ドラゴン・ゴーストタイプの組み合わせって中々役に立つから良いと思うんだけど……


「ドリュウズも良いよね。特に特性が最高」


試しにこんなことを言ってみる。

実はドリュウズの特性は"すなかき"で、戦闘中の天気が砂嵐の時、素早さが2倍になり砂嵐のダメージも受けないというキバナが大嫌いの種類のポケモンだ。


「おい、それ俺を負かすためのポケモンだろ」

「なんのこと?」


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