第6章 ホラーナイト
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「はあぁぁぁぁ……」
盛大なため息をつく
「ネズは妹……ダンデは弟とその友達……はぁーーー、、、」
SNSを漁り回った結果これらの情報が手にはいった
ネズの妹ねぇ……ダイマックスを使わないネズが強いんだから妹も強いんだろーなー……
ダンデの弟とか次期チャンピオン決定事項だろ…
そして、マイはというと……
「……寝てるし」
オレの肩に寄りかかって寝ている。
ブランケットをとって来ようにもオレが動いたらマイが起きちまうし、キュウコンはオレの呼びかけに無視するし……
オレは朝までこのままなのか?
このマイの可愛い寝顔を拝められる分幸せだが、理性との戦闘は避けられない
ある意味恐怖だ。
このキバナさまがどこまで理性が保てるのか、
どこまで保たなければいけないのか。
恐怖だ。
この恐怖はいつまで続くのだろう。
まぁ、どうせもうすぐ起きるだろう
簡単に完結された思惑とは裏腹に、この状況が明日の朝まで続く事をオレはまだ知らない