第4章 女子会
「毎日のように一緒にいるじゃない!」
「それは……お互い暇だから……」
…この質問については断言できない
キバナの予定はあまり知らないから……
「この間のキバナの配信も凄い事になってたじゃない」
「え、あ、、あれは……私達の日常、、?」
「何で疑問形なのよ」
ルリナさんが言葉にした"キバナの配信"と言う言葉に、サイトウちゃんとポプラさんは目を輝かせた
「おや、それは気になるねぇ」
「私もですっ!」
「えっ」
私が驚いている間にもルリナちゃんはスマホロトムを取り出し、ある映像画面を私たちに見せた
"「私の等身大パネルだったりして」"
「ちょ、ちょっとまっ」
「いいから、黙ってな」
ポプラさんに怒られ、私は大人しく引き下がる
"「んな訳あるか。第一これお前よりでけーだろ」"
"「そうだね…、、、ねぇキバナ。キバナ開けてよ」"
"「は!?なんでだよ」"
"「いやだってさ、スピアーとかいたらどうすんの。ドガースとか」"
"「スピアーは入んねぇだろ。せめてアーボだな」"
"「じゃあアーボが出てくる」"
映像は止まる事無く、高画質に流れていく
"「……。」"
"「え、なに。なにが入ってたの?」"
"「これオレさまが貰うわ」"
"「ダメだよ〜、中身教えて〜」"
そして、画面の中のキバナが箱に抱きついた瞬間、3人は吹き出した
「え、キバナさんこんな事するんですかっ、、!!!」
「あはははっ!!もー、ここ何回見ても笑えるっ、!!」
「!!!キャラ崩壊だね……!!!」