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【ポケモン】溶けるような恋がしたい

第13章 真のチャンピオン




コートの修繕

損壊した街の復興


それを踏まえて、チャンピオンマッチは3日後に行われることとなった


ローズさんはと言うと、ムゲンダイナと言うポケモンを目覚めさせたうえ、世間に混乱を招いたため逮捕された。



そして今日、間もなくマサル君とダンデの戦いが始まる


「あっ、始まったぞ!マイ!」

「うん、」


缶ビールを二本持ってソファーに座るキバナの隣に腰掛けた

缶ビールをキバナに手渡すと、カシュッと歯切れのいい音を鳴らして早速飲み始める


本当は会場で見たかったけど、チケットが取れなかったのだから仕方ない

それにローズさんの影響で見直さなければいけない書類が増えたので結局は丁度良かったのだ。


ビールを啜りながら膝に乗せたパソコンをいじっていると、キバナに見ろよあれ、と体を揺さぶられる

何?と顔を上げれば、液晶画面にうつる巨大なポケモン


あんなポケモン見たことが無い。あれがムゲンダイナ?


「すご、、、なにあれ……」

「オレさまもあのポケモンほしい……」


いやいや無理でしょ、と思いながら再びパソコンに目を落とす



おーおーと歓声を上げながらテレビに釘付けになるキバナと音だけ聞いて仕事に目を配る私


……ていうか、キバナは大丈夫なの?

溜まってる仕事は早く片付けた方が良いと思うけど



「あ〜ッッ!!!マイ見ろよ〜!!ダンデが残り一匹だぜ!リザードンのキョダイマックスだ!!」


「え!?嘘!?」


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