第12章 波乱のジムチャレンジ
予想通り街は大混乱
私達が到着するや否や大勢の人達が押し寄せていた
「キュウコンは東側の住人を、グレイシアは避難通路の確保、マンムーはご老人や妊婦さんを背中に乗せて移動して。ウインディは私と一緒に行くよ。」
それぞれ指示を伝えて動き出す
私のパートナー達だもん。絶対上手くいく。
「皆さんこちらへ!!グレイシアの後を追ってください!」
ローズさん、貴方は本当に何をしてるんですか?
街を見てください
貴方の所為でこんなにも混乱している
ガラルを守るためかもしれないけど、このやり方は間違ってるよ
〜〜***
「キバナ、避難誘導終わったよ。そっちは?」
「今マサル達が入ってったトコ。さ、オレたちも避難だぜ」
「うん……」
不安が残る中、私たちもその場を去った。