第12章 波乱のジムチャレンジ
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「ウオチルドン!ダイストリーム!!」
「ぎゅああ!!」
激しい水流がダイマックスしたマルヤクデに打ちつける
マルヤクデにあたった水飛沫がコートに豪雨の如く降り注いだ
「マルヤクデ!!キュウダイヒャッカ!」
「ゴオオオ!!!」
もう暑いのやら寒いのやらわからない
体の中は熱くてどうしようもないのに、私の肌を打ち付ける水は冷たい
吹き抜ける風は熱風で、私の皮膚をジリジリと焦がす
「カブさん、カブさん!!!もっと!もっと熱いのくださいよ!!私を、溶かしてくださよォ!!!私もあなたの事、冷やしてあげますからァッ!!」
続けてダイストリームを放つ
するとマルヤクデは唸りをあげて倒れる
終わってしまったのか…もっと楽しみたかったけど、ほのおタイプに水攻めしたんだからしょうがないか……
それぞれがポケモンを戻し、位置につく
「カブさん、また今度一緒にエキシビションしましょうね!」
「是非とも!マイ、次の試合も頑張るんだよ」
「はいっ!」