第17章 可愛くなりたい私とかっこいい君。❥豊臣秀吉
私が、自分磨きをして数日経ち、私は廊下を歩いていた。
自分磨きをはじめてから少しずつ体調が悪くなっていった。
もう自分でも分かるくらい体の不調を無視できなくなっている。
ても、秀吉さんはまだ帰ってこない。
秀吉さんが帰ってきたら止めれるのに。
そんなことを思ってしまった私は頭を切り替える。
でも一応目標は秀吉さんが帰ってくるまでに可愛くなることだ。
それでもぼーっとして頭が働かない。
足もとがふらつく。
意識も、ふらふらしていた。
あれ、そういえば何日ご飯食べてないっけ...?
もう立っていることもできずにそのまま前に倒れ込んだとき...
「華!?」
どこかで、愛しい人の声が聞こえた。
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私はふと目を覚ます。
(あれ...?)
私は廊下を歩いてたんじゃなかったっけ...
私は、褥に寝かされていた。
周りには誰もいない。
(あれ、自分の部屋じゃない...?)
そして周りを見渡すと...
(秀吉さんの、部屋...?)
秀吉さんは明日まで帰ってこないと聞いていたが。
帰ってきたのだろうか。
そう思った途端、もうこの生活をやめれる安心感が私を襲い、また私は深い眠りについてしまった。