第2章 貴方と永遠に歩んでいきたい『後編』❥伊達政宗
そして二人は御殿に帰ってきた。
「ねぇ、答えってなんなの?」
華が聞く。
「まぁ、待て。」
政宗は無理に頼んで作らせただいやをつけた指輪を取り出した。
そして、華の前にひざまずくと...
「華、俺と一生一緒にいてくれませんか。俺はお前とこれからの人生もともに過ごしたいんだ。」
精一杯の気持ちをこめて、君に伝わるように届けるよ、
この想い____
君を愛してる。
それだけの気持ちじゃ、駄目ですか?
「!!!!!!」
俺の言葉を聞いた華は涙を瞳いっぱいに溜めたうるうるの目で俺を見上げた。
そして...
「私でいいの?」
「馬鹿、お前がいいんだよ。」
俺が微笑むと...
その言葉を聞いた華が微笑んだ。
「喜んで...!!!」
(...っ、今のは、反則だろ、)
(可愛すぎるっ....!)
その衝動を抑えることができず、華をもはやかき抱くようにして抱きしめた。
「わぁっ..!」
力加減をせずにぎゅーーーーっと抱きしめる。
「ましゃむね、くりゅしい、よぉっ」
「...ありがとう。」
君が笑っているだけで世界はキラキラしたのものに変わるから。君が笑っているだけで世界が意味があるものに変わるから。
だから、人生尽きるまで笑っててくれないか?
もちろん、俺の隣で。