【金城剛士】あえてコトバにするなら【B-project】
第12章 絶頂エモーション・6
夜叉丸さんとはその日のうちに電話した。
ものすごい泣いてて、僕ももらい泣きした。
翌日、まず修二さんに報告した。
剛士と一緒に頭を下げた。
修二さんから、篤志さんへ報告が行って、その日の夜に、夜叉丸さん、澄空さん、社長2人、B-projectのメンバーみんなが集まった。
僕が実は女性なこと。
剛士と事実婚と言う形で結ばれること。
THRIVE、B-projectは続けさせて欲しいということ。
みんな驚いて、喜んでくれた。
竜持は、少し怒っていた。
もっと早くに相談してくれてよかったって。
2人でたくさん頭を下げた。
結果、みんなが認めてくれて、今まで通り、僕はB-projectでTHRIVEで居られることになった。
このことは外部には極秘で、僕と剛士は外で一緒にいることを禁止された。
その代わり、マンションの空室に住まわせてもらえることになり、そこが僕達の新居になる。
本当に大変だけど、やっとここまで来た。
周りには感謝しかない。