妖精の夢~Another Story~【気象系BL】
第7章 Miracle of the Red Fairy
それは突然智の顔に、そのまま放出された。
翔の熱い欲望が……。
「・・・っ、ぅえ!!??・・」
智の顔から、髪までも白く汚し
ぽたぽたと垂れていた。
「ふふっ、智…俺の精液で顔射だね。」
……翔っていつから
こんなに変態になったんだろう。
あっ昔からかぁ~って思いながら…
智はベトベトになった顔を拭こうとしたら
翔は智の腕を掴んだ。
「まって……」
頬についた精液を指で掬って
あろうことかその指を智の口の中につっこんだのだ。
「…っ、ん…!!!」
いきなりの衝撃で思わずそれを飲みこんでしまった。
口の中で苦い味広がり
「精液の味はどう?」
「…っうぇ……最低」
あまりに突然のことに
思わず本音が出でしまった。
「ふふっ」
何がそんなにおもしろいんだよって思って
睨んだら、また翔くんは笑う。
「いや、精液まみれの智はほんと
最高に厭らしいなぁって思って…」
ヤバイ……ドSスイッチ入っちゃった!!
智は逃げ腰になるが…
強く腕を掴まれ
逃げることが出来ずにいた。
「じゃあ…次はお前を可愛がってやるからな…」
「っあ…」
体勢を崩され、床に躰を押し付けられた。