• テキストサイズ

妖精の夢~Another Story~【気象系BL】

第6章 Lovely bouquet



「ここへ来るの久しぶりだね…」

智は、潤に支えられながら
楽しそうに呟いた。

意識ははっきりしているものの、

久しぶりの酒のせいか
躰がついて行かないような気がしていた。



「智はあんまり酒強くないんだから

無理するなよ…」


潤は溜め息混じりで智の肩を抱え直す。




昔はいろいろあって

飲みに行くことなんて無かったのに

今では、こうして仲良く三人で

飲みに行ったり、遊びにも行く

そして、必ず最後は風間君の動物病院に帰ってくる。


いつしかそれが当たり前になっていた。




「ま、適当に座って

風間君に迷惑にならない程度なら

騒いでもいいから…」

雅紀は家にあった酒や食べる物をテーブルに広げた。


「そうだな…

じゃ、遠慮なくっ」

潤は智をベッドにそっと寝かすと

ビールを手に取った。


/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp