妖精の夢~Another Story~【気象系BL】
第2章 Purple fairy sweet days
結局、智の意識が途絶えるまで頑張った。
潤「智…出す、ぞ…!」
智「ぅ、ん…!ぁ、く…ァあぁ~~~~~!」
頑張ってしまったんだなぁ~こいつが・・・・・
俺は意識を失った智の処理をして
躰を拭き、服を着せてベッドに運んだけれど。
きっと智は許してはくれないだろう。
これは俺の夢・・
な訳ないかぁ・・・現実だよなぁ~
はぁ~まぁ仕方ないかぁ・・・
そう自らを納得させつつ、
俺は寝息を立てる智の額に一つ口付けを落とした。
翌朝・・・
俺はベットサイドに座り智の頭を撫でながら
潤「な、なぁ…。なんだって急にこんなことしたんだ?」
俺は智に最初の疑問をぶつけてみた。
すると智は俺の頬にチュッと柔らかい唇を押しあてて
智「大好きだから・・・してあげたかったの・・」
その仕草に俺は力が抜けたように笑ってしまった。
潤「お前なぁ…」
その躰をそっと抱き締めた。
潤「…ありがとう」
耳元でそう囁くと、智は顔を真っ赤にして頷いた。
END