第7章 scene2:ピンクのお部屋
お腹に、ボタボタと落ちる熱い雫…
膝を抱えた腕からも、徐々に力が抜け…、なのに抱えた両足の爪先はピクピクと痙攣していて…
僕は一瞬両足を投げ出したくなる衝動に駆られるけど、NINOの手はそれを許さず…
僕の両膝を、僕の中から引き抜いた手でガシッと掴むと、閉じそうになる足をガバッと開いて…
「HIMEちゃんの反応があんまり可愛いから、私も我慢できなくなっちゃった」
綺麗な顔に、ほんのちょっぴり雄の表情を浮かべて、NINOがクスリと笑った。
そしてカチコチになった“立派過ぎる子”を、何の躊躇もなく僕の中に捩じ込んだ。
「ひ…、あぁぁっ…、あっ…、あんっ…」
入口は十分解されてもいるし、へんてこな液体のおかげで中だってきっとトロットロになってるだろうから、挿入時の痛みは感じない。
でも指×3よりも、うんと固くて太さがある分、圧迫感は半端なくて…
「こーら、ちゃんと息しないと、苦しいのはHIMEちゃんだよ?」
「分かってるもん…
分かってるけと、HIME、どうして良いのか分かんないんだもん…」
目に涙をいっぱい貯めて訴えると、更に雄の色を濃くした表情を困惑を浮かべて…
「仕方ないわね…、ほら、いらっしゃい? 私が抱っこしてあげるわ」
僕の両手を掴むと、そのまま力任せに引っ張られた。
NINOって、綺麗なだけじゃなく、とっても力持ちなのね?(笑)
…って、感心してる場合じゃない!
引き寄せられるままNINOの胸に飛び込む格好になった僕は、当然NINOの膝の上に乗ることになり…
そうすることによって、僕のお尻はNINOの“立派過ぎる子”を根っこまで飲み込むことになるわけで…
「ひゃっ…、深っ…」
最奥まで突き上げるような深い繋がりに、僕はNINOの綺麗な背中に爪を立てた。