第7章 scene2:ピンクのお部屋

僕の口の中で更に立派になったNINOからは、どんどん蜜が溢れて来て、唾液と混じり合って唇の端から溢れる。

ああ…、もう駄目…、顎が外れちゃいそう…
それに息だって苦しいし…

僕は上下するNINOの腰を軽く両手で押し上げると、NINOの“立派な子”を口から引き抜いた。

｢HIMEちゃん…？｣

NINOが僕の“可愛い子”を口から出し、唇の端を拭いながら僕を振り返る。

その顔が、それまで僕が思っていたNINOの印象とは全く違う、凄く妖艶で…、でもちょっぴり怖くて…

僕は背中がゾクッとするのを感じた。

でもそれはNINOが怖いからじゃなくて、もっと…って僕が期待してるからなんだと直ぐに気付いた僕は、胸元を覆っていた布を下へとずらすと、ブラだけになった胸を片手で隠した。

｢あのね、HIMEね…、おちんちんだけじゃなくて、おっはいも舐めて欲しいの…｣

思いっきり甘えた口調で言って、思いっきり熱を込めた目でNINOを見つめた。

｢ね、“お姉ちゃん”｣って…

するとNINOはゆっくりとした動作で身体の向きを変え、僕の頬に手を添えると、

｢こんなに可愛いのに、我儘なのね、HIMEちゃんは｣

そう言ってクスリと笑って、それから僕の唇にキスをして…

胸を隠していた僕の腕をそっとどけた。

｢可愛いブラね？ パンティとお揃いなのかしら｣

ふふ、そうよ？

だって大好きな“お姉ちゃん”に愛されるためですもの、特別可愛いのを選んだに決まってるじゃない♪

…って言えたら良かったんだけどね？(笑)

｢でも…、その下はもっと可愛いいんでしょうね？ 見せて？｣

｢うん…。でも、HIMEぺちゃぱいだから、笑わないでね？｣

僕は赤くなった顔を隠すように、僕を見下ろすNINOから顔を背けた。