第24章 scene5:ツルテカな僕
その後も、もう自分ではカウント出来ないくらい、散々イカされ…
その間ずっと喘ぎ続けた僕は、意識が遠くなるのを感じていた。
だから、それまであった筈の支えが突然無くなったことで、僕の身体は前のめりに倒れかけ…たと思ったんだけど…
「おっと…」
細いくせにやたらと力はある相葉さんの腕が僕の腰に回され…
「あ、ありがとう…ござ…、んくっ…」
息も絶え絶えお礼を言いかけた僕だけど、そのお口は和の太いモノに塞がれ…
「まだまだ足んないんでしょ? 休んでる暇ないよ?」
そうだった…
二人にたっぷり愛されて、こんなにも大量に吐き出したのに、僕はまだ全然足りてない。
その証拠に、
「突いて…、もっと奥…、突いてぇ…っ…」
和に替わって僕の中に挿って来た相葉さんの息子くんを、僕の欲張りな蕾ちゃんがギュウギュウと締め付けている。
「本当にHIMEちゃんは…、困った子だね?」
うん、そうなの…
僕自信持て余しちゃうくらい、困った子なの、HIMEは…
「ちゃんと捕まっててね?」
え…?
僕には分からない、多分二人だけに分かる合図でも送り合ったんだろうか…
僕のお口を占領していた和の息子くんがズルッと抜け出したかと思うと、突然両膝を持ち上げられて…
「え、え、え、あ、あぁっ…!」
咄嗟に相葉さんの首に腕を回すけど、両足が浮き上がったことで、より繋がりが深くなって、一瞬息が詰まりそうになる。
ねぇ、これってもしかして“背面駅弁”ってやつ?
僕、経験は割と豊富な方だけど、この体位は初めてかも…
「あ、あ、あ、あ、あんっ…、奥っ…、当たる…の…っ…、あんっ…」
僕は相葉さんの下からの突き上げに、朦朧としかける意識を引き戻そうと、乱暴に頭を振った。
でもそれが逆効果だったみたいで…
僕が動けば動く程、角度を変えた相葉さんの先っぽが僕の中で暴れ回るから、当然僕のアソコにもヒットするわけで…