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H・I・M・E ーactressー【気象系BL】

第24章 scene5:ツルテカな僕


どっちか…、なんてきっと選べない。

でももしどちらか一つを…っていわれたら…

やっぱり僕は固くて太い方を選んでしまうんだろうな…

キスは好きだけと。それだけじゃ絶対物足りなくなるって、僕分かってるもん。

だから、

「太くて固いの…、食べたい…」

自然と答えなんて出ちゃうよね…

「コレが欲しの? どこに?」

「HIMEのお口に欲しい…」

で、下のお口には、

「ね、かじゅのも…欲しい…」

僕が言うと、それまで埋めていたお股からお顔を上げた和が、

「ほーんと、欲張りだね?」

唾液と、僕の息子くんが流した涙で濡れた口の周りを、赤い舌でペロリと舐め取ってから、ニヤリと笑った。

だって、二人が言ったんだよ?

僕的には全然自覚なかったけど、僕、相当溜まってるんでしょ?

だから仕方ない…じゃん?

和の意地悪な口調に、プーッと両頬を膨らました僕を、二人が肩を揺らして笑った…かと思ったら、

「え、あ、うわっ…!」

僕の身体が急に浮き上がって…

「立って?」

床に下ろされた僕は、腰を和に、そして脇を相葉さんに支えられる格好で立たされ…

「あ、あの…」

こんな格好にさせられて、今から僕は何をされるの?

戸惑いと、不安な格好に、思わず壁に手を伸ばす僕だけど、僕のちんまりとした部屋とは違って、和の部屋は広過ぎて、一人藻掻いていると…

「手はここね?」

相葉さんが僕の手を取り、自分の腰に回させた。

当然…

「あ…」

僕の目の前数センチ先には、相葉さんの元気良く上向いた息子くんがあって…

「凄…い、大っきくて、…美味しそう♡」

僕はゴクリと喉を鳴らしてから、思いっきり大きなお口を開けて、相葉さんの息子くんをパクリ、とお口に含んだ。

先っぽに舌を絡めて、唇でキュッと締め付けてやると、

「あ、こら…っ…」

相葉さんの腰がビクンと揺れて、ついでに僕のお口の中の息子くんも、ブルンと震えた。
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