第19章 scene4:宴会場
怒ってるわけじゃないんだろうけど、NINOがプゥと顔を膨らます。
うん、知ってるよ?
NINOが、あくまで自分は脇役で、主役は僕だから、って思ってること、僕だってちゃんと知ってるよ?
でもね、せっかく一緒にいるのに、僕ばっか気持ち良くなるのって、ちょっと寂しいじゃない?
どうせなら一緒に気持ち良くなりたいもん。
それに僕…、玩具なんかじゃなくて、燃えるように熱いのが欲しいの。
ギューッてしてもらいたいの。
勿論、それが櫻井くんだったら…とは思わなくもないけどね?
「一緒に気持ち良くなろ? ね、いいでしょ?」
僕はNINOの息子くんを握る手に力を込め、ウインクを一つ…NINOに送った。
「もう…、せっかく我慢してたのに…。これじゃ台無しだわ。責任とってちょうだいね?」
「ふふ、任せて♪」
クスリと笑って、NINOが黒いドレスの裾を捲り上げる。
ふふ、パンティ穿いてないとか、最初からその気だったんじゃないの?(笑)
「手なんてダメよ? ちゃんとお口で舐めて?」
白い肌を外気に晒しながら、NINOが僕のお顔の上に跨り、ゆっくり腰を下ろす。
握った時にも思ったけど、やっぱりNINOの息子くんて、凄く大きい。
こんな大きいの、僕のお口に入るかしら?
…って今更よね?(笑)
だって僕、NINOの息子くんハムハムするの、初めてじゃないし♪
僕はNINOの息子くんの根っこを指で掴みながら、最初は先っぽから…、徐々に全体が隠れるように、NINOの息子くんをゆっくりお口に含んで行った。
「ああ…、気持ちイイわ…。HIMEちゃんのも舐めて上げる」
四つん這いの格好で僕に跨ったNINOが、僕の息子くんを口に含む。
それまで僕の手にしか包まれていなかった息子くんが、突然熱い物に包まれて…
「ん、んんんっ…、んんっ…」
僕のお口の中で更に大きくなるNINOの息子くんと、NINOのお口の中で大きくなる僕の息子くんが、まるでシンクロするかのようにドクドク脈打った。