第2章 相手の好きなところを言わないと出られない部屋 【冨岡義勇】
これ絶対、血鬼術かけた鬼冨岡さんいじめようとしてるよね...?
しのぶさん並みの傷口の抉り方だ...
「相手の好きなところ...か。」
『なんで考え込むんですか......。私は、美しい剣捌き...ですかね。』
「彩花の好きなところか......」
『ちゃっちゃと終わらしちゃってください。』
「好きなところ......」
『そろそろ思いついてくれないと私泣きますよ?』
この人もしのぶさん並みの傷口の抉り方してくる...
しかも天然でわざとではないのが解るから非常に辛い......。
「......。すまない。」
やめて!?そんないかにも申し訳なさそうにさないで!?私のライフはもうzeroよ!?(0だけ英語で書いていくスタイル)
「申し訳ない。.........好きなところが多すぎて答えられない...。」
はう?
今、なんとおっしゃった?