第2章 相手の好きなところを言わないと出られない部屋 【冨岡義勇】
『と、冨岡さん!』
なんでだろう。ものすごく頼もしく見える。
ていうか着地の方法、そうすれば良かったのか。もし次があったら、有効活用させて頂こう。(盛大なるフラグ)
「彩花か。此処は何処だ。」
『私もよくわからないんですけど、前炭治郎くんと似たような部屋に閉じ込められたことがあるんです。その時はお題?みたいなのをクリアしたら出られたんですが...』
「お題...か。ちなみに前回は何だったんだ?」
『えっと...(これは素直に言っちゃっていいのかな?好きな人とかいたらごめんね炭治郎くん!)ほ、抱擁でした...』
「......成程。」
『(わあああああ黙らないでよぉぉぉぉ)それで、多分この部屋も同じだと思うんです。だから、お題を探そうかと...』
「...お題か。其処の、お前の足元の紙は違うのか?」
『あ、これですね。』
「...(何故今まで気付かなかったんだ?)それで、何と書いてあるんだ?」
『えーっと......【相手の好きなところを言わないと出られない部屋】?ですね。』