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BERKUT【PSYCHO-PASS】

第17章 楽園事件:8


は力なく微笑んでいた。首筋に顔を埋める宜野座の髪を撫で続けた。心に器があったなら、今は心地よい物でいっぱいになっている。それでも、彼の愛を言葉で返すことはできなかった。好き、ではいけないだろうか。愛するとは違うのだろうか。そもそも愛とは、なんの事なのだろう。考えながらも押し寄せる睡魔には勝てず、重くなっていく瞼を閉じた。
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