• テキストサイズ

終わりのない夏

第3章 夏景色


「啓太、これ被っていきな」
お袋が啓太に麦藁帽子を被せた。
「おばあちゃん、ありがとう!
おじいちゃん!早く虫取りに行こう!」
啓太は虫籠と虫取り網を持って駆けて行った。

「お前の子供の頃にそっくりだね」
お袋は俺の顔を見て笑った。


あの夏の景色。
今は息子が向日葵畑を駆け回っている。

あの頃の俺のように…。




end
/ 7ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp