第7章 お兄ちゃんと一緒2【寺光遙日、寺光唯月】
唯月がゆかりの身体を支えながら答えた。
まあ、どっちの子供でも可愛いに違いないし、全力で愛すことはもう決定だ。
「ゆかりが気絶しちゃったから引き分け?っ、く。」
俺はゆかりの腟内に精子を放ちながら、唯月を見た。
唯月はゆかりの髪を愛しそうに撫でている。
「僕が気絶させたから、僕の勝ち。」
「いや、首絞めたら気絶するでしょ!」
唯月がこんなに執着するなんて今までにない事だから、俺は少し悔しいけど兄に花を持たせてやってもいいかなって、ほんのちょっとだけ考えてる。でも、俺の子は産んでもらうけど。どうせ見た目も大して変わらないし、ゆかりも唯月も許してくれるはずだ。
「ま、じゃあ体力付けてもらわないとね。今回は引き分けってことで。」
「はるが納得するまで終わらないんでしょ?」
「そうかもね。」
俺らはゆかりの身体を清め、優しくベッドに寝かせた。
似てるとは思っていたけど、好きな女まで一緒になるなんて思っていなかった。唯月とのバトルが終わる日が来るのだろうか。
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続く