• テキストサイズ

1ページ物語

第10章 ファンド学園 新入生歓迎会


「……」

彼の言葉に俺は唖然とする。

まさかの腐男子の部分が俺の得意な行動を台無しにしていたなんて…。

俺は内心でショックを受けていると鬼ごっこ終了のアナウンスが流れた。



集会所に戻ると早速鬼ごっこの上位者と逃げ切れた者の発表がされる。

鬼のトップはまさかのさっき一緒に居た先輩だった。

どう見ても不良にしか見えない先輩。ラシルと話してる時だけはその部分が成りを潜めて本来の彼を醸し出している様だったけど…いったい何者なんだ?。

内心で疑問に思っていると逃げ切れた俺とラシルが呼ばる。

特典なぁ〜どうしようかな…。生徒会又は風紀の誰か一人とお茶会券、食堂の無料券等々…。うん…無難なのはコレだな。

「食堂の無料券で」

「僕は生徒会長とのお茶会を希望します」

「「ッ!?」」

ラシルの言葉に全員が驚いていた。

生徒会長は了承すると日取りが決まり次第連絡するとの事。

「ラシルくん、君は正気なのか!? 現生徒会長とのお茶会なんて…高等部全員を敵に回すようなもんなんだよ!」

彼に詰め寄って言う俺にラシルは大丈夫だと言っていた。

本当に大丈夫なのか? かなり不安があるなか新入生歓迎会は終了した。

END
/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp