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1ページ物語

第3章 学園祭の裏側話


学園祭当日

俺はクラスの出し物の裏方で料理を出せる様にセッティングしたり、足りなくなった物をラクィータに頼んだりと結構忙しい。

途中でウェレアがラクィータに女装をさせてから忙しさが増した。

(ウェレア…絶対後でしめる…(怒))

やっと休憩を貰えた俺は学園内を出歩く。

高等部の1年から3年までのそれぞれのクラスが出店をしたり、舞台をしたりと賑やかだ。

ふと俺はある看板を見付ける。

3-S
「写真撮影!

あなたもシンデレラ又は王子様に成りきってみませんか?」

という物だった。

(学園祭で成りきり…って考えた人は凄いな…(汗))

内心で呟きながら何となく入る。

「いらっしゃい♪ 君はどちらに成りきってみたい?」

そう言ってきたのは生徒会長だった。

(生徒会長が受付!?) !!(゜ロ゜ノ)ノ

余りにも驚きすぎて一歩下がる。

会長は一瞬キョトンとするが笑みを浮かべて言う。

「生徒会長が受付をしてて驚いた?」

無言でコクコクと頷く。

会長は笑う。

「素直だね君は。えーっと…前の人が王子様を選んでるから必然的にシンデレラになるんだけど大丈夫かな?」

(マジかー!? (汗))

内心で叫ぶ俺に会長は大丈夫だと言う。

「我がクラスには優秀なメイクリストが居るからね♪」

(自慢してる場合じゃないってば!?)

と内心でツッコむ。
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