第153章 ◇第百五十二話◇蜜月の夜【女型の巨人編】

そこでいきなり指を抜かれて、私は不完全燃焼のまま、息も整わないままでせがむようにリヴァイ兵長を見上げた。

「俺がいねぇ間、アイツに触れられたのか。」

リヴァイ兵長は、淫らに垂れ流した愛液を思い知らせるみたいに、濡れた指で私の頬をキツく撫でた。
私を見下ろす目は、私を責めていて、自分をとても責めていて、罪悪感が宿っているようだった。
私は必死に首を横に振る。
それを信じたかどうかは分からない。
リヴァイ兵長はまた、私に噛みつくようなキスをした。
息の根を止めようとするそれが、私は大好きだ。
私の命もすべて欲しがっているみたいで、幸せを感じる。
でも、それはいつもよりも早めに終わってしまって、お互いの唾液で濡れた唇は、リップ音を鳴らして離れてしまう。

「リヴァイ兵長、だけだから…っ、イカ、せて…？もう、我慢できない…っ。」
「容赦しねぇぞ。」

私に馬乗りのリヴァイ兵長が、自分のシャツの胸元を雑に緩める。
男の人にしては小さくて細い指。でも、少し浮き出た血管が妙に色っぽくて男らしさを形づくる。
アンバランスなそれが、私を疼かせる。

「激しいのが、いい…、んっ。」

言い終わってすぐに唇に噛みつかれる。
無防備だった秘部にいきなり指が2本も挿入され、お預けを食らっていたそこが悲鳴を上げた。
私の中でバラバラに動く指は、弱いところを何度も何度も刺激する。

「や…っ！ぁあっ！ゃっ、ゃ…っ、ぁあンッ！！」

一気に果てて、だらしなくベッドに四肢を投げ出す。
でも、休憩は許さないとばかりに、最後に残った下着を脱がされた私は、恥ずかしいくらいに両脚を広げられる。
腰が少し浮くくらい持ち上げられて、秘部に舌が這った。
濡れた舌は最初は優しく、味を楽しむように這わされて、恥ずかしいと抵抗する私を嘲笑うように、中にも舌を挿入される。
指とは違う柔らかく濡れたそれに、ついに力が抜けて気持ち良さを全身で感じたくなる頃、中央の突起に強く吸い付かれた。
いきなりのそれに思わず腰が上がる。そうすることで、もっとリヴァイ兵長の唇は私の秘部に押しつけられるなんて考える余裕もなく、また挿入された2本の指に私はあられもなく乱れた。

「ア…んっ！ゃあっ！もぅ…っ、ダメ…っんっ。ゃあアッンッ！」

舌は突起を転がしては吸いつき、中を指で犯されて、私の脳みそまでグチャグチャにされそうだ。