【リヴァイ】いつか地平線を眺めるなら【進撃の巨人】
第114章 ◇第百十三話◇長距離索敵陣形の配置【女型の巨人編】
「…でも、そんなに離れてもいないと思うんだけどな~。」
夜、部屋に戻った私は、ふと、ライナーの言っていた言葉を思い出して、デスクの引き出しから長距離索敵陣形の配置図を引っ張り出した。
疲れた身体が休みたいと言っているから、ベッドに背中からダイブして、仰向けに寝転んだ状態で長距離索敵陣形の配置図を確認する。
リヴァイ班の配置は、五列中央・待機。そして、私の所属するハンジ班の配置は、四列中央・荷馬車護衛班だ。
確かに、長距離索敵陣形では、それぞれが距離を取って馬を走らせる。だから、隣の配置だとしてもその姿が見えることはない。
でも、離れていて不安、と思うような配置図ではないと思うのだけれどー。