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【リヴァイ】いつか地平線を眺めるなら【進撃の巨人】

第61章 ◇第六十話◇星のない夜【恋の行方編】


私は、礼を言ってから受け取り、兵団マントを広げた。
中央にある大きな自由の翼、その右下に縫い付けられた小さな自由の翼。
私は、この自由の翼が一緒にいる限り、強くいられる。
私の世界一の味方でいてくれる強い兵士が、ずっと私の背中にいてくれるなんて、なんて心強いんだろう。
だって、ルルが言っていた。
私達はふたりでひとつで、一緒ならなんだって乗り越えらえられるだってー。

「ありがとう。」

私は兵団マントを抱きしめた。
いつもの私の兵団マントなのに、なんだかとても優しくて甘い果物みたいな香りがした。
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