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【金城剛士】if【B-project】

第1章 未来〜if〜


「10年待った…やっと帰ってきたんだな。」

愛する人を逃がさないとばかりに抱き締める。
駅前の電光掲示板で、自分の顔が映し出されることはもう慣れた。最近リリースした新曲、超感ディスティニーが流れている。

「…………あなた、誰ですか…………?」

ハッとして見下ろす彼女の瞳は、曇りのない色だった。

「お前…っ、記憶が……」

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