第22章 美景

……………………………………っ！！！！！！透けている……………！！！！！！


彼のシャツが雨に濡れた事によりスケベになっている………っ！！！！！！


サービス過剰過ぎるだろぉぉぉぉぉ？！？！



「きゃーーーーーーーーーーーー！！！！！」






「………何だ？」


「沙夜子は情緒不安定なんだ。」





……………嗚呼………今夜は何と贅沢な夜だろう……………



「うふふふふ………酒がうまい！！！」




「…………大丈夫なのか」


「手遅れだよ、末期だから。」





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ザアザアと降る雨がほろ酔いの私には心地好い


彼と肩を並べた相合い傘が擽ったくて視線を落とせばカサリと鳴った買い物袋



「……そう言えばご飯作り損ねました」


「そうだね。」



結局クロロさんと彼が何を話していたのか知らないけれど彼は何も語らず、私は大いに楽しんで

最後にはいつものようにクロロさんも笑っていた