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暖かい氷を私にください。《ユーリ!!! on ICE》

第9章 もうひとつの衝撃







ヴィクトルはあの後、何事も無かったかのようにロシアに帰国したらしい。




勇利と遭遇はしていないみたいだった...。





それから早、3ヶ月





テレビではグランプリファイナルの話で賑わっていた。




勇利は出場のために日本を飛び立った。






「勇利大丈夫かな...。」




私がそう呟くと





「くぅーん」




とヴィっちゃんが弱々しく鳴いた。




なぜだか私はそれを聞いて何かを感じた。







(あ、もう行くのね...ヴィっちゃん。)





とヴィっちゃんの命がもう少しだと悟ったから。






「おやすみヴィっちゃん。」





私は頭を優しく撫でてヴィっちゃんを見る






するとヴィっちゃんは安心したみたいで、静かに眠ってしまった。





その後、それを知った勇利のコンディションは最悪になり悲惨な結果でグランプリファイナルを終えた。






そしてもう1つ新たな衝撃をスケート会に知らしめる出来事があるなんてヴィクトルのことをほとんど、忘れた私に想像するはずがなかった。






*☼*―――――*☼*――――

※勇利の話の順番に矛盾点があるのですが申し訳ありません!気長に見てください
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