第1章 あの子と会った日
ライナー「す…すまん!」
アルミン「うあぁ…」
メイ「あらあら、アルミン大丈夫?」
っと言って、アルミンにハンカチを差し出した
ミカサ「エレン、やめなさい」
ジャン「俺が頭のめでたい奴だとそう言いたいのか?それは違うな…俺は誰よりも現実を見てる、4年前、巨人に奪われた領土を奪還すべく…人類の人口の2割を投入して総攻撃を仕掛けた…そしてそのほとんどがそっくりそのまま巨人の胃袋に直行した、あと、何割かたせば領土は奪還できたのか?巨人を一体倒すまでに平均で30人は死んだ、しかしこの地上で支配する巨人の数は人類の30分の1では済まないぞ、もう十分に分かった、人類は…巨人には勝てない…はあ、見ろ…お前のせいでお通夜になっちまった」
エレン「それで?」
ジャン「はあ?話聞いてたか?」
エレン「勝てないと思うから諦めるってとこまで聞いた、なあ…諦めていいことあるのか?あえて希望を捨てるまで現実逃避するほうがいいのか?そもそも巨人に物量戦を挑んで負けたのは当たり前だ、4年前の敗因の1つは巨人に対しての無知だ…負けはしたが得た情報は確実に次の希望に繋がる、お前は戦術の発達を放棄してまで大人しく巨人の餌になりたいのか?…冗談だろ?俺は…俺には夢がある、巨人を駆逐して狭い
壁内の中の世界を出たら、…外の世界を探検するんだ。」