【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】
第1章 親友が知らんうちに結婚してたっ!
クックコーポレーションのこの話を聞いた私は放心状態でハローワークを出て行った。
次の日は軽作業二社のうちの一社の面接だというのに…
こりゃ、面接に集中できそうにないなと思って面接に行ったら案の定面接で落とされた。
もう一社の軽作業ではなんとか内定は取れたけど、工場見学の雰囲気と工場内の臭いがダメだったため保留。
スーパーも面接で落とされた。
〜ハローワーク・職業相談窓口〜
『面接までは行くんですけどなかなか受かりません…』
「ですが、塗装工場の軽作業は内定もらってますよね?」
『内定はもらいましたが、工場見学の雰囲気が微妙でしたし何より臭いがキツくて…』
「あ〜…そう言って辞める人多いんだよなあの職場(ボソッ」
『?どうしました??』
「あ、いえ…何でもないです。ところでクックコーポレーションどうなりました?」
『そういえば今日ポストに封筒入ってました。まだ開けてないけど』
そう言って私はその場で封筒を開けた。
すると一次面接のお知らせが入っていた。
クックコーポレーションは書類選考→一次面接→社長面接になっている。つまりこの第二の関門を乗り越えればもうほぼ王手だ。
「応募人数多いから日時がしっかり指定されてますね」
『ですね〜…25日……明日じゃん!ヤバい!!どうしよ、何言えば良いの!?』
「落ち着いて、まず自分の何をこの会社に活かせるかをアピールする事を考えて…
『活かせる…活かせること……そば打ち?』
社員食堂でも蕎麦打つの!?」
ピシャリと勢いのあるツッコミをくらいつつ、職員さんと自分の強みについて話し合ってハローワークを出て行った。